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Weekly Stablecoin

日本円ステーブルコインの1週間を、オンチェーンデータとニュースで振り返る週刊レポート。毎週金曜更新。

#012 · 2026.10.5
JPYCの下落、ペースは半分に — Kaiaの1.4万人は居座ったまま
10月2日終値でJPYCは36.87億円。前週から1億7,896万円(−4.63%)減り、2週連続の減少です。ただし減少率は前週の−9.75%からほぼ半分に縮小しました。先週見つかったKaiaのホルダー急増(5,678人→14,239人)は、1週間経っても14,200人台を維持し、5,000人台へ戻ることはありませんでした。一方で活動量(送金件数・アクティブアドレス)は急増前の水準へ戻っています。韓国国会が公開したデータでは、Upbit上場後5日間で基準価格より10%以上高く買った投資家が2万1,219人、購入総額は約301億円に達していたことも分かりました。JPYSCは発行5,741万円/償還6,510万円で、往復の規模は前週の3倍近くに反発。ニュースはローソンのJPYC決済実証の課題、金融庁のオンチェーン金融フォーラム始動、CircleのEU準備金規制見直し提案。約5分で読める第12号。
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#011 · 2026.9.26
JPYCが週−9.75% — 消えた4億円は、どこへ向かったか
9月25日終値でJPYCは38.66億円。前週から4億1,776万円(−9.75%)減り、7日連続で残高が縮み続けました。先週号(#010)で書いた+52%の急増は韓国Upbit上場がきっかけでしたが、その反動が今週の主役です。減少はEthereum一極集中だった先週の増加とは対照的に、Polygon(−2億947万円)・Ethereum(−1億3,114万円)・Kaia(−7,508万円)の3チェーンに分散。一方Kaiaでは9月25日の1日だけでホルダー数が5,678人から14,239人へ急増し、原因は未確定のままです。JPYSCは発行3,307万円/償還2,981万円で往復額の縮小が続き、金曜の償還時刻は7月の10時台から午後へ後ろ倒しが進んでいます。ニュースは米FRBがGENIUS法に基づくステーブルコイン規制案を公表、国内は東芝など26社が参加するEJPY実証プログラムが始動。約5分で読める第11号。
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#010 · 2026.9.19
JPYCが週+52% — 増えた10億円はすべてイーサリアムから
9月18日終値でJPYCは29.41億円。前週から10億781万円(+52.13%)増え、当サイトの記録上もっとも大きな週間の伸びになりました。増加はほぼ1か所からで、Ethereumだけで純増10億8,262万円。他の3チェーン(Kaia・Polygon・Avalanche)を合計するとむしろマイナスです。きっかけは9月17日夕方のJPYC韓国Upbit上場——上場直後に板の価格が一時1円の3倍超まで乖離した詳しい経緯は前号の号外にまとめています。ホルダー数は745人増えて72,807。JPYSCは発行と償還の往復額が0.36億/0.38億円まで縮み、8月の6億円台から続く縮小がさらに進みました。ニュースはCircleのL1「Arc」がメインネット稼働開始(SBIグループ・住友商事がバリデータに参加)、SWIFTとMUFG・Citiなど17行がトークン化預金の越境決済パイロットを開始。約4分で読める第10号。
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号外 · 2026.9.18
JPYCに何が起きたのか — Upbit上場の夜、同じトークンに二つの値段があった
9月17日18時、JPYCが韓国のUpbitに上場しました。数時間後、板の上では1円のはずのJPYCが3円台。ただし同じ時刻、日本のJPYC EXでは変わらず1円で発行できています。跳ねたのは取引所とDEXという「値段がつく場所」の側で、板の上には値段を1円へ引き戻す仕組みが無いためです。ではなぜその差が何時間も埋まらなかったのか。オンチェーンを追うと、Ethereum上の発行は前日の約90倍、宛先は1,044アドレス、うち420件がちょうど100万円。そして発行体ウォレットの残高は19時30分に0を記録していました。Upbitの板の仕組み、DEXのプール、JPYCの発行の仕組み、資金の行き先までを図解した号外。
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#009 · 2026.9.11
JPYCが20億円を割った — 7月9日以来2カ月ぶり
9月11日終値でJPYCは19.36億円。前週から2億4,037万円(−11.04%)減り、9月9日には7月9日以来2カ月ぶりに20億円を割り込みました。8月21日28.53億円のピークからは21日連続の下落で、累計9億1,746万円(−32.2%)が消えています。減少の中心は今週もKaiaで週−2億6,060万円、Kaia以外を合計すると+2,024万円とむしろ増加。減少率は先週の−20.56%から−11.04%へ鈍化し、ホルダー数は194人増えて72,048(3週連続で増加中)。JPYSCは発行と償還がほぼ同額で相殺し実質横ばい。ニュースはSBI新生信託銀行がJPYSC裏付け資産10億円を国債で運用開始、海外はゴールドマン・サックスやMUFGなど21行が共同でドル建てステーブルコイン設立へ。約4分で読める第9号。
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#008 · 2026.9.6
JPYCが1週間で20.6%減 — 14日連続の流出
9月4日終値でJPYCは21.76億円。前週から5億6,326万円(−20.56%)減りました。先週号で「44週で最大の減少」と書いた1億1,384万円は、わずか1週間で4.9倍に更新されています。8月21日の28.53億円を頂点に14日連続で減り続け、下げ幅は累計6億7,710万円、ピークからは23.7%が失われました。減っているのはほぼ1か所で、Kaia単体が−5億8,713万円。週の発行2,613万円に対し償還は6億1,326万円と23.5倍で、Kaia以外を合計すると+2,387万円とむしろ増えています。それでもホルダー数は253人増えて71,854 — 人が増えながら残高が抜ける週は2週連続です。報道はLINEのUnifiで7月末に終わった年5%上乗せキャンペーンの巻き戻しを挙げています。JPYSCは−3,239万円ですが、8月に3週続いた「毎週6億円を発行して金曜にほぼ同額を償還する」往復が、発行で12分の1、償還で7分の1まで縮みました。ニュースは三菱UFJアセットら4社の国内初トークン化投信(短期国債・シード2億円、狙いはステーブルコインとの接続)と、Revolutの米銀行免許の条件付き承認。約4分で読める第8号。
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#007 · 2026.8.29
JPYCが過去最大の減少 — Kaiaから1億4,330万円
8月28日終値でJPYCは27.40億円。前週から1億1,384万円(−3.99%)減り、金額では当サイトが発行・償還を記録している2025年11月以降の43週で最大の減少になりました(従来の最大は5月8日の−3,383万円で、その3.4倍)。週次のマイナス自体も16週ぶりです。減った分はほぼ1か所に集中していて、Kaiaだけで−1億4,330万円。PolygonとAvalancheはむしろプラスで、Kaia以外を合計すると+2,946万円あります。しかも同じ週にホルダー数は302人増えて71,601 — 人は増え、残高だけが減った週でした。Kaiaは7日連続の純減で、月〜金の5営業日だけで−1億3,195万円。一方のJPYSCは4週ぶりのプラス+2,341万円で、3週続いたマイナスが止まりました。今週のニュースは、金融庁が信託型ステーブルコインの税務手続き簡素化を税制改正要望に盛り込む方針(資金移動業型の1回100万円という上限と、信託型の税務書類提出義務の対比)、コインチェックが電子決済手段等取引業に国内2社目の登録完了(1社目のSBI VCトレードから1年5か月)、トークン化預金の銀行間決済実証に国内43社が参加、大阪府がJPYC決済を含む4事業に総額2,889万円を交付決定。8/14終値〜8/28終値の2週間を扱う、約4分で読める第7号。
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#006 · 2026.8.15
4回目の金曜償還、2週間の増減はマイナス753万円
JPYSCは月・水・木の3回で5億5,493万円を発行し、金曜8/14の11時17分に5億5,830万円を償還 — 差し引きマイナス337万3,902円。前週のマイナス415万円と合わせ、2週間の増減はマイナス752万6,273円です。注目は曜日と時刻で、実額のある償還は発行以来4回すべて金曜、しかも10時54分〜11時59分の65分間に収まり、どの回も送金から焼却まで20〜40分と手順が同じでした。JPYCは+4.40%から+0.76%へ伸びが減速し、純増はKaia一本に。円はドル換算では円安で目減りし、ユーロとの差が6.2倍へ広がりました。ニュースは金融庁の「暗号資産・ステーブルコイン課」発足と、CircleのcirBTCが発行残高40BTCという事例。約4分で読める号。
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#005 · 2026.8.7
100億の翌週、増えた額はマイナス415万円
1時間で100億円を発行した翌週のJPYSCは、月〜木に4回で5億9,543万円を発行し、金曜の午前に5億9,958万円を償還 — 差し引きマイナス415万2,371円で、残高は200.5億円から動きませんでした。実額のある償還は発行以来3回、すべて金曜の午前です。一方のJPYCは、年5%の上乗せが終わった週に+1.16億円(+4.40%)。ニュースはJPYCのシリーズB累計約60億円と、ローソン高輪ゲートウェイシティ店でのPOSレジ連携JPYC決済(国内初)。週足サマリーと今週のニュース一覧つき、約3分で読める号。
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#004 · 2026.7.31
1時間で100億円 — 倍になったのは事実、誰が持っているかは映らない
7/31、JPYSCが1時間で100億円ミント — ローンチ時の初回発行とちょうど同額で、発行残高は116.8億から200.5億へ倍増。同じ日に過去最大の償還16.26億円も出て、両方向が同日に記録を更新しました。JPYSCは取引所からの出庫ができない設計のため、増えた事実は確かでも、その中身がユーザーの購入か発行体の準備かはチェーンからは判別できません。合算は226.8億円、世界の円建ては非ドル圏2位を固めました。ただし100億のミントを除くとJPYSCは週次で−0.35億の純減。
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#003 · 2026.7.24
眠れる100億が、目を覚ました — JPYSC史上最大の週
先週の問い「+1.8億円は単発か」にチェーンが回答。JPYSCは銀行営業日ごとに1億円超をミントし週+5.4億円の史上最大、合算は初の130億円台へ。物流大手AZ-COM丸和はJPYCへ約10億円出資を正式発表。Kaiaでは毎日1万件の謎の定常フロー、163円の円安でも非ドル圏2位を維持。
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#002 · 2026.7.17
円に、利回りが付いた — 5% vs 3%
SBIがJPYSCレンディング(年3%)を開始、LINEのJPYC 5%と利回り対決へ。発表後はJPYSCの発行が加速、7/17朝には一挙+1.8億円。WebXでは「1兆円」宣言。円建て合算は気づけば非ドル圏2位、水曜1万件バッチの正体も。
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#001 · 2026.7.10
JPYCが1週間で+59% — リテールの実需が数字に出た週
京都でJPYC自販機決済が始動。海外はMiCA発効後のUSDT離れが加速。
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